(アイキャッチ画像/引用:【推しの子】115話)
しばらく感想書くのお休みしていましたが、
アニメにより熱が再燃してきたので再開してみます!
「推しの子」において「嘘」というのはかなり大事な要素です。
アイも嘘ばかりな人間でしたし、アクアもルビーも色々隠しながら生きてきていますからね。
そんな嘘だらけのこの作品でも、もう少し今後素の一面が見れる場面が増えてくると嬉しいなあ。
素がダダ漏れな重曹ちゃんは作中の癒しでしかないですね!
では以下感想です!
「星野ルビー」を演じてきたルビー
今まで「星野ルビー」や「天童寺さりな」をいつだって演じてきたというルビー。
ぴえヨンとのコラボ時に「嘘はいやだ」と言っていた無垢なルビーはどこに行ってしまったんでしょうと今まで思ってました。
「推しの子」初期は打算だらけのアクアに対し、天真爛漫で純粋なルビーといったような対比を感じていましたが、最近のルビーはアクア同様に計算高く黒い一面を抱えており、
悪い意味でお母さんやお兄ちゃんに似てきてしまったと考えていたのですが・・・。
今回のルビーにより、初期にあった天真爛漫さすら「アイが願っていたと思う星野ルビー」を演じていたということが分かりましたね。
ルビーというキャラクターを理解する上では重要な回なような気がします。
ルビー(さりな)のアイやゴローに対する気持ちは演じていたわけではなく本物であるとは思いたいので、
アクアがゴローだと判明した時には嘘ではないルビーの一面が見れるのではないかなと期待してしまいます!
相変わらず黒川あかねの洞察力がすごい
コナンにでても活躍できそうなレベルで賢い黒川あかね。
黒の組織にいそう。
読者目線だと忘れてしまいそうになりますが、今回の個人間オーディションってルビーとあかねは五反田監督の新作としか聞いていないんですよね。
正式なオファーが来ていない黒川あかねとルビーは、
「星野アイ」を誰が演じるというオーディションだとは知らなかったはずなのに。
そこに気づいてしまうとは。
黒川あかね、恐ろしい子。
不知火フリルは台本に沿った「嘘つき」をテーマにした「即興劇」を提案しましたが、
数少ない情報から真実まで勘付いてしまう黒川あかねは相変わらず凄いというか怖い。
ルビーの演技から感じ取るものがあって今回の個人間オーディションがどんなものかを勘付いたのでしょうか。
元々アイを演じようとしてアイのことを細かく調べ上げたことにより、隠し子の存在にまでたどり着いていた黒川あかねの異様さを再認識しました。
なんだかんだ一番アイを理解しているのは黒川あかねなのかもしれない。
アイの嘘ではない一面を知れる日が来るのか
作中随一の嘘つきであるアイ。
今回の映画の題材でもありますが、故人であるためにアイの嘘ではない一面はわからないまま終わってしまうかと思っていました。
ただ最近の展開において、アイの素顔を知れそうな手がかりが2つ出てきています。
1つは15歳になった双子に渡してくれと監督が頼まれていたDVD2枚。
それぞれアクアとルビーに宛てたもの。
ルビーは存在を知らなかったようなのでアクアが2枚とも管理しているのかと思いますが、
そのDVDの内容はかなり大事になってきそうです。
今の所、DVDの内容を知っていそうなのはアクアと五反田監督。
五反田監督の反応的に、アクアがアイの秘密をバラしたことに関してもDVDの内容は影響していそうです。
そして五反田監督は、ルビーにDVDを見せていないアクアのことを「過保護にもほどがある」と言及しています。
なんだが予想よりもヘビーな内容のDVDになっていそうで怖いですねえ・・・。
アイの素顔を知れそうな手がかりの2つ目は五反田監督です。
B小町のドキュメント映画を撮影していた際に、五反田監督はアイから
「本物の私を撮ってください」
と頼まれています。
本物の自分を撮ってくれとアイ自ら頼んだ五反田監督なら、アイの嘘じゃない一面を知っているのかもしれない。
110話最後に、アクアはアイの墓に向かって「君の本当の願いを僕が叶えてみせる」と発言していることもあり、
アクア自身も既にアイのことを深いところまで把握している様子もありました。
今後、アイの本性や嘘ではない一面が観れることには期待したいものです。
正直あの子供部屋おじさんがここまで作品の重要なポジションに立つとは予想はしていなかった・・・。
まとめ
作中初期から出てきていた、映画「15年の嘘」の制作も少しずつ進んでいてドキドキしてきますね!
どんな内容になることやら・・・。
不知火フリルが主演から降りても、別の役で作品に関わることには期待したいです。
いつかルビーとフリルの共演を観てみたいと思っていたので、ようやくその機会がやってきそうです!
アクアに怒り心頭中のルビー、
アクアと破局した黒川あかねがいる撮影現場でのアクアの立ち振る舞いが早くみたくて仕方ありません。
おしまい。